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Na2SO4、Na2CO3およびそれらの混合物の超臨界水への溶解度
On 10月 17, 2021 by admin多くの塩の水への溶解度は純水の臨界点近辺で温度とともに急激に低下する。 これらの塩の例としては、ナトリウム、カリウム、リチウム、炭酸ナトリウムの硫酸塩がある。 これらの塩は、通常、超臨界水酸化(SCWO)時に生成され、ファウリングの原因となる。 Na2CO3とNa2SO4の溶解度は、SCWOに関連する温度範囲について、純粋な形態と互いの存在下で測定された。 実験手順は、一定温度で塩溶液をチューブに通すというものであった。 塩がチューブに付着しない短い開始期間の後、溶解度限界以上の塩がチューブ表面に析出した。 こうして、溶解限界に達した溶液が管外に放出される。 擬臨界温度直上で塩の溶解度の急激な減少が観察された。 超臨界条件では,各塩の混合物としての溶解度は純粋な塩の溶解度にかなり近い値を示した。 最も高い流体密度(約480kg/m3)では、「共通イオン効果」から予想されるように、Na2CO3の存在がNa2SO4の溶解度を低下させた
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