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Combining paracetamol (acetaminophen) with nonsteroidal antiinflammatory drugs: a qualitative systematic review of analgesic efficacy for acute postoperative pain
On 1月 22, 2022 by admin背景…術後疼痛に対する鎮痛効果について、非ステロイド性の抗炎症剤(パラセタモールとアセトアミノフェン)を併用することで、術後疼痛が緩和される。 近年、疼痛管理に非ステロイド性抗炎症薬(NSAID)とパラセタモール(アセトアミノフェン)を併用する傾向がある。 しかし,パラセタモールとNSAIDの併用が,どちらか一方の薬剤の単独投与に対して治療上優れているかどうかは,まだ議論の余地がある. そこで、様々な急性疼痛モデルにおいて、パラセタモールとNSAIDsの併用療法と、どちらか一方の薬剤の単独療法との有効性を比較検討した。
Methods: 1988年1月から2009年6月までのMedline,Embase,Cumulative Index to Nursing and Allied Health Literature,PubMedを対象とした系統的文献検索を行い,パラセタモールと各種NSAIDsの組み合わせとこれらの構成薬の少なくとも1つを比較したヒトにおける無作為化対照試験を特定した。 特定された研究は、パラセタモール・NSAID併用群とパラセタモールまたはNSAIDs群の2群に層別化された。 主要アウトカム指標として、疼痛強度スコアと鎮痛剤補充必要量を分析した。 また、各研究は検証された尺度を用いて品質を評価した。
結論 パラセタモールとNSAIDの併用は,どちらか一方の薬物のみと比較して,優れた鎮痛効果をもたらす可能性があることが,現在のエビデンスから示唆されている。
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